最終更新日 2024年10月11日 by olfver
現在日本で使える仮想通貨は、ビットコインやアルトコインなど、なんとその種類は数千種類にも上るといわれています。
そのなかで2018年から運営がスタートした、比較的新しい仮想通貨の一つに、アソビコインと呼ばれるものがあります。
アソビモ株式会社が運営する仮想通貨の一つであり、トークシンボルはABXとなっています。
目次
アソビモ株式会社の特徴
アソビモ株式会社の特徴としては、日本のオンラインゲーム会社であり、2007年に創業されました。
現在では月間で1000万人以上のアクティブユーザーを抱えている、大企業に成長したとも言えるでしょう。
メインに扱っているジャンルのゲームはMMOPRGと呼ばれるものであり、その代表作にはアヴァベルオンライン、トーラムオンラインなどが該当します。
アソビコインと呼ばれる仮想通貨は、このアソビモ株式会社が手がけているプラットフォーム、アソビマーケットの中で使うことが可能です。
アソビマーケットについて
アソビマーケットはデジタルコンテンツの保護流通を目的にしているプラットフォームであり、もう読まなくなった電子書籍、現在ではもう聴かなくなってしまった音楽ファイル、遊ばなくなったゲーム内のアイテムなどのデジタルコンテンツを、個人と個人のやりとりで売買をすることができるようになります。
そもそもの問題として、デジタルコンテンツは、ゲームやCD、書籍などといった物理的なコンテンツと比べた場合には、様々な方法で何度もコピーできる点に違いがあります。
また権利上の問題もあり、二次的に配布するのが難しいという側面も持ち合わせているのです。
ところがアソビマーケットを使用することによって、デジタルコンテンツの所有権を明確にできるような仕組みです。
ブロックチェーン技術と呼ばれるものが用いられている
アソビマーケットではブロックチェーン技術と呼ばれるものが用いられています。
分散型セキュリティシステムというシステムが採用されていて、不正のできない環境を作り出すことによって、個人と個人の間でデジタルコンテンツの売買が可能になっているのです。
日本において使わなくなった物を処分する方法として、中古販売店やフリマアプリなどを利用する方法が挙げられますが、このような場所で書籍やCDなどといった物理的なコンテンツを売買する場合には、権利者に利益が発生することはありません。
アソビマーケットにおいて売買で得られた収益について
アソビマーケットにおいて売買で得られた収益は、出版社やゲーム会社などといった権利者にも還元される特徴があります。
具体例を挙げると400円の電子書籍の売買が行われた場合に、販売者には200円、出版社には140円、そしてアソビマーケットには60円が手数料として分配されるのです。
販売者だけではなく権利者にも利益が発生することが、大きな特徴と言えるでしょう。
そしてアソビコインは、アソビマーケットの中のデジタルコンテンツの売買以外にも、オンラインゲームの中での課金に使うこともできます。
アソビモ株式会社が開発しているゲームの中では、1アソビコインが2円として扱われることから、普通に課金するよりもかなりお得であることがわかるでしょう。
アソビマーケットを利用する場合
このようなアソビコインの特徴があることがわかりますが、アソビマーケットを利用する場合には、まず最初にAppStore、もしくはGooglePlayから、アプリをダウンロードします。
起動することができたらWALLETの作成をタップして、利用規約を確認したら同意するをタップしましょう。
バックアップフレーズと呼ばれる12のフレーズが表示されますが、これはパスワードの役割を果たすものであるため、コピーボタンをタップしメモ帳などに貼り付けて保存し、しっかりと管理をすることが大切です。
次にバックアップフレーズが並び替えられた状態で表示されるため、一番最初に表示されていた順番通りに並び替えを行います。
正しく並び替えるとウォレットの作成が完了となります。
アソビマーケットへのサインアップを行うことになりますが、メニューの中のマーケットをタップしたらアソビマーケットを選択しましょう。
サインアップからユーザー名やメールアドレス、パスワードなどを正しく入力し、アカウントの発行をタップします。
アカウントの発行をタップすると、メールアドレスには仮登録が完了したとのメールが届くため、記載されているURLにアクセスすることによって、本格的な登録ができます。
ゲームの中のアイテムを売買したいと思った場合には、ゲーム内のアカウント、そしてアソビマーケットのアカウントを同期しなければなりません。
アイコンからアカウントを選択したら、ゲームズという項目から同期したいゲームタイトルを選びましょう。
ゲームアカウントの登録情報を入力することになりますが、電話番号を入力するとなった場合には、SMS認証を行いパスコードを入力することで同期が完了です。
電子書籍などのコンテンツも同じように同期が必要になるため覚えておきましょう。
まとめ
アソビコインを上手に利用することにより、これまでは無駄になってしまったデジタルコンテンツを販売し、新しくコンテンツを購入できるということになります。